大阪府大阪市北区中之島3-2-18 住友中之島ビル8F
Primer of Information Architecture 2016 // Speaker Deck
情報アーキテクチャ (Information Architecture)という言葉をご存知でしょうか?
知識やデータの組織化を意味し、「情報をわかりやすく伝え」「受け手が情報を探しやすくする」ための表現技術である。 (引用元)
サービス開発においてプロダクトオーナーやステークホルダーが提供したいと思っていること(価値)と、作り手であるエンジニア、デザイナー、そして実際に使うエンドユーザーが望んでいるそれ(価値)が異なっている場合があります。
こうなるとせっかく世に出たサービスが日の目を見ないまま終わってしまいます。こうならないためのそれぞれの価値の間を埋めていく技術の1つが「情報アーキテクチャ(情報設計)」です。情報の設計手法を知ることで、よりエンドユーザーが望んでいるものを提供できるのではないかと考えました。
Photo credit: lucamascaro via Visual Hunt / CC BY-SA
1:情報設計についてより考えてみたい方
2:デザイナーとして情報設計について知りたい方
3:より良いプロダクト、サービスを作りたいために情報設計を取り入れたい方
少しでも興味をお持ちいただければ、ご参加ください!
1:セッション(30分程度の予定)
- 情報設計とは
- デザイン前に設計をする重要性
- 情報設計のためのセオリー
- コンテキストと情報設計
<話し手>山下 一樹
株式会社インパス 代表取締役
2002年 松下電工(現パナソニック)のシステム部門へ入社、CRMなどの開発やUI設計に従事した後、企画へ転身し新商品企画や新事業の立案に携わる。2013年 同社を退職し、UIデザインとUXを専門とするデザイン・アプリエンジニアリングの株式会社インパスを設立。インフォメーションアーキテクトとして、大手企業からスタートアップをクライアントに、Webやスマフォアプリの設計、UIデザインからUXコンサルティングまで幅広く担当する。
<概要>
情報設計を専門とする「インフォメーションアーキテクト」という職業は、いわば情報の建築士です。
建築士といえば、住宅や建造物の設計を行う専門職ですが、これは建物の公共性、安全性に大きな影響を及ぼすために確立されました。理想だけで設計をしてしまうと、思わぬ事故や利用上の不具合が生じてしまいます。
私たちの周りに溢れる「情報」も同様に、間違った情報はもとより、表示や情報構造の混乱は、社会に混乱を生じさせてしまいます。インフォメーションアーキテクトの職能要件は資格として確立していませんが、情報を生み出すものを作るデザイナー、エンジニア、プロダクトオーナーはその知見を少しでも習得しておくべきでしょう。
情報アーキテクチャは Web が世の中に広まった頃、ディレクターや Web デザイナーという領域から注目されましたが、今では UX やサービスデザインといったものに包含されています。広く学ぶことも大切ですが、情報を扱う基本作法を今一度、皆さんと見直したいと思います。
2:ワークショップ(1時間)
セッションでは情報設計のセオリーをご紹介します。その上で、実際に例を踏まえ情報設計を実践していただけるワークショップをご用意いたします。
3:ダイアログ
話し手が語ったキーワードやワークショップの内容などをテーマに話し合う予定です。
デザイン
19時からです。
参加費に対する領収書は原則発行いたしません。ご了承ください。
問い合わせ、ご連絡は以下でお気軽にどうぞ。
1:ハッシュタグ #DevKan を付けてつぶやいていただく
2:右上の「主催者にお問い合わせ」からメールを送る
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